みなさん、こんにちは。社労士事務所志の村井志穂です。
HPをリニューアルし、ブログも改めて再始動!
初の記事となる今日は、社会保険労務士ってなんなのか?についてご紹介します。
社会保険労務士とは
企業の成長には、お金、モノ、人材が必要とされておりますが、社労士はその中でも人材に関する専門家であり、「労働及び社会保険に関する法令の円滑な実施に寄与するとともに、事業の健全な発達と労働者等の福祉の向上に資すること」を目的として、業務を行っております。社労士は、企業における採用から退職までの「労働・社会保険に関する諸問題」や「年金の相談」に応じるなど、業務の内容は広範囲にわたります。
社会保険労務士連合会のHPを見ると、社会保険労務士についてこのように説明があります。そのほかにもインターネット上では「労働・社会保険の専門家」といった説明がよくみられるかもしれません。
確かにその通りですが、具体的にどのようなことを行っているのか?
そのあたりがなかなかイメージがつきにくいのかもしれませんね。
社会保険労務士の仕事
労働社会保険関係手続の申請書作成・手続代行 会社の設立や従業員の入退社、時間外労働休日労働に関する協定(36協定)など、企業が労働局・労働基準監督署・公共職業安定所・年金事務所などに提出する申請書の作成や手続代行をします。
人事労務管理の相談対応 労働・社会保険の専門家である社会保険労務士が法令順守はもちろん、よりよい企業づくりのお手伝いをします。企業にあわせた就業規則や関連規定の作成・人事制度や賃金制度構築もおまかせください。
給与計算 労働保険の年度更新や算定基礎届・育児休業給付や介護休業給付など社会保険手続きの中には、給与が関係するものが多くあります。社会保険労務士に給与計算を委託することで給与計算から手続申請までのワンストップサービスを受けることができます。給与計算時に確認する労働時間や有休・欠勤などの情報から、会社の人事労務の状態を把握し、アドバイスを行えます。
助成金対応 従業員に対しての人材育成のための教育訓練をした時や生産性向上のための取り組みをした時には、助成金の対象となることがあります。助成金は「よりよい会社づくり」を後押しするための支援のひとつといえるでしょう。申請書の記入から添付書類の準備まで、通常業務を行いながら助成金申請をすることは労力がかかります。また、助成金を申請した後は提出先審査担当者から連絡がある場合も。社会保険労務士に助成金申請を任せることでそれらの対応も社会保険労務士が行うため、本来の業務に集中していただけます。
年金相談対応 老齢年金・遺族年金・障害年金などの年金制度は複雑なものが多く、「自分はいくらくらいもらえるんだろう?」「働きながら年金をもらうことができるみたいだけど注意点は?」など疑問に思うことがあるかと思います。そういった疑問についてお答えします。委任状をいただくことで、年金請求のお手伝いをすることもできます。
これらが社会保険労務士の主な業務といえますが、そのほかにも人事労務に関するセミナー講師やM&Aにおける労務デューデリジェンスを行う事務所もあり社会保険労務士の仕事は多岐にわたります。
社会保険労務士とかかわることがあるのは企業だけと思われがちですが、年金請求や労働環境についての相談など個人の方とのかかわりもある仕事です。
どうでしょう?社会保険労務士について少しでも知っていただけたら嬉しいです。
今この記事を見られている方は、何かしらの理由で社会保険労務士というものが何かを調べてたどり着いた方もいるのではないでしょうか?
「こんなこと相談したいんだけど、社会保険労務士の人に相談であっているのかな・・・」という場合でも、お気軽にご連絡くださいね。私たち社会保険労務士が対応できることであればもちろん私たちがサポートします。違う分野の場合はどのようなところに相談するのがいいのかを一緒に考えご案内いたします。
Comments